2010年 11月 16日
12th 犠牲祭(11/16から4日間)
犠牲祭とはイード・アル=アドハー(عيد الأضحى 、Eid ul-Adha)
イスラム教で定められた宗教的な祝日。アブラハムが進んで息子のイシュマエルをアッラーフへの犠牲として捧げた事を世界的に記念する日。ムスリムのラマダーン明けの2つのイード(祝祭)の1つである。イード・アル=フィトルと同様に、イド・アル=アドハーは短い説教をともなう祈祷(フトゥバ)から始まる。イード・アル=フィトルより長期間にわたるため、大イードなどとも呼ばれる。イード・アル=アドハーはヒジュラ暦の12月10日から4日間にわたって行なわれる。この日は世界中のムスリムによるサウジアラビアのメッカへの毎年恒例の巡礼においてアラファト山を降りる日の翌日にあたり、すなわちハッジの最終日である。また、巡礼に参加していないムスリムも動物を1匹生贄として捧げ、この日を祝う。
(ウィキペディアより)
朝、玄関前から子供の声が。妹が玄関を開けてお菓子の入った器を子供達に差し出す。
外に出ると、お洒落した子供達が大きな袋を持って歩き周っている。
どうやらハロウィンに似ている?そういえば、お母さん昨日の夜お菓子を用意していましたね。
1軒目 MEMOの友達のお宅へ。
早速、お菓子の入ったお皿をさし出される。
2軒目 正装したおじいさん登場。
目上の方を大事にするお国柄、皆丁寧に挨拶していたので私も挨拶しようと握手を求めると
「この新参者は何だ?」とでも言いたそうな顔で無視されてしまった・・・悲しい。
おじいさんにもお菓子皿を差し出す。大人子供関係ないようだ。
3軒目 コーヒーで出迎えられる。コーヒーが苦手な私には、煮詰めて作るこのコーヒー飲めません・・・
きれいな長女?若奥さんかしら?
途中経過、戦利品
4軒目 仲の良い家族
妹さんがとても親切でダマスカスで美味しいアイスクリーム屋を教えてくれた。
全部で5軒ぐらい周っただろうか?お腹はタプタプです。
お世話になったMEMO宅に一度戻る
レストランに着いた頃には昼食時刻、MEMOがピザを焼いてくれました
お腹がタプタプでほとんど食べれず、残っていたピザをいつの間にか食べていたオーナーの息子
この親子そっくりやわ~
そろそろバスの時間、最後にスタッフと記念撮影
オーナーがオトガルまで送ってくれることに。時間があったのでオーナーのお宅へ
奥さんは美容院のオーナー!夫婦して実業家かい!
今日は目出度い日なので、お洒落をするためお客さんも多い!
メイクアップもお願いできるらしく、アダムスファミリーのお母さんのようなお化粧をしている女性発見!
写真を撮らせてほしいとお願いするが断られてしまった・・・
店内を案内してもらうと、なんと奥には貸しドレス室と小規模ではあるがジムもあった。
とても、潤っている匂いがしました
奥様とスタッフ
最後にオーナーのお父さんのお宅へ
豪邸ですね~バンデラスは元々ボンボンだったのね。
滞在時間5分?あっという間の訪問でしたがチャイも頂きました。
今夜夕食にいらっしゃいとお誘いもあり、後ろ髪惹かれる思いでお別れをする。
バス出発10分前にやっと家を出る。
オトガルでチケットを購入しようとすると、バンデラスが「ここは私が」とすべて手配してくれた。
なんて優しいのだろう!もし自分が逆の立場だったら同じことができるだろうか?
チケットをもらうと警察官と面談、シリアは国内でも移動のたびチェックがあるらしい。
バンデラスは、「何かあったら電話しなさい」とノートに電話番号を書き渡してくれた。
バスの出発まで見届けてくれ、短い時間であったけどカミシリは忘れられない町になった。
昨日国境でバンデラスに会えた私は本当にラッキーだった。
皆さん、本当にありがとうございました!
by koiwaruoyaji
| 2010-11-16 22:41
| 2010.11 Syria